たとえば、軸正方向に進行する正弦波を記述する方法として、次の2通りがある。
(1) の振動を単振動 と置く方法
原点の振動を初期位相 0 の単振動とする。時刻、位置の位相は、時刻に原点を出た位相であるから、
となる。
(2) の波形を正弦波 と置く方法
の波形を正弦波とする。時刻における波形は、の波形を方向にだけ平行移動したものになるから、
となる。
2つの方法で位相の符号がまるっきり逆になるので、どちらの方法をとっているかしっかり意識して表記しないと混乱を招くもとになる。
たとえば、軸正方向に進行する正弦波を記述する方法として、次の2通りがある。
原点の振動を初期位相 0 の単振動とする。時刻、位置の位相は、時刻に原点を出た位相であるから、
となる。
の波形を正弦波とする。時刻における波形は、の波形を方向にだけ平行移動したものになるから、
となる。
2つの方法で位相の符号がまるっきり逆になるので、どちらの方法をとっているかしっかり意識して表記しないと混乱を招くもとになる。