ニュートン力学でである運動エネルギーが,相対論でとなるわけ。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1155787081より。(初稿2011/02/28)
なるべくギャップがない形でニュートン力学の運動エネルギーからの修正を試みようと思う。
まず,運動物体の時間のおくれのために,運動方程式が次のように修正を受ける。簡単のため,1次元運動で考えよう。
そもそも運動エネルギーは,仕事をされた分増加するので,ニュートン力学では,
となる。すると,同様に相対論では,
となる。この( )の中を質量の増加のように見なしてと書くと,
となるわけである。
(静止エネルギーという)は有名な式であるが,このエネルギーが運動のために増加した分,すなわちが運動エネルギーであるという解釈ができる。