恒星の質量が突然半分に減少したとき,円軌道を公転していた惑星は放物線軌道に乗ることを証明する。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1174937711より。(初稿2011/11/08)
恒星質量,惑星質量,万有引力定数
円軌道半径,軌道速度とする。
円運動の方程式より
したがって,力学的エネルギーは
は第2宇宙速度であり放物線軌道になることは知られていますが,計算してみましょう。
極座標を用います。
エネルギー保存
角運動量保存
したがって
とおくと,
すなわち,
最後の式は極座標による放物線の式になっています。