質量 の質点に平面内を自由に回転できる同じ長さの2本の軽い棒をつけ、その先端にそれぞれ質量 の質点を固定する。全体を直線状に伸ばしてなめらかな水平面上に置いた。図のように、質量 の質点が中心質点に速さで非弾性衝突して一体となった後、棒が回転して両端の質点が衝突するときの相対速さを求む。
非弾性衝突直後の中心質点の速さを 、両端の質点の衝突直前の中心質点の速さを とすると、運動量保存により
求める相対速さを とすると、非弾性衝突後のエネルギー保存により
連立させて次を得る。