「Yahoo! 知恵袋」を通じて光行差の公式を再認識した。
地球公転速度 の方向に対して角度 の方向にある恒星から届く光の角度のずれを とすると、
ただし
の公式がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E8%A1%8C%E5%B7%AE
4元波数ベクトルの変換からの導出
4元波数ベクトルのローレンツ変換から導出してみた。
ミンコフスキー空間(時空)座標 に対するローレンツ変換
4元波数ベクトル も同様の変換を受けるから、
となる。
3次元波数ベクトルを に平行な成分と垂直な成分に分けると、
上記設定場面に合わせれば、
また、 を考慮して
を得る。
【メモ】
4元座標と4元波数の「内積」はローレンツ不変のスカラー=「位相」を構成する。
以上は、参考書の記述を参考にしたものだが、「速度合成則」でも簡単に導出できる。
速度合成則からの導出
相対論における速度合成則
上記場面に適用し、観測者の速度方向成分と、垂直成分に整理すると
また、
だから、
を得る。