これも知恵袋から拾った問題。
(a)に示すように半径 の二つの円板導体が距離 離れて平行に配置され、導体間には誘電率 、透磁率 、導電率 の物質が挿入されている。また、導体間には(b)に示すような電圧 が印加されている。ただし、時刻 において円板導体には電荷はないものとする。また、 であり端効果は無視できるとする。
時刻 において円板導体間に
電場
変位電流密度
電流密度
が存在する。
点R における磁場は、アンペールの法則により
ポインティングベクトルの大きさは
方向は中心軸方向であり、伝送される電力は
時刻 までに流入するエネルギーは
となる。
第1項は静電エネルギーとしてたくわえられ、第2項はジュール熱として消費されることがわかる。