よくある相対運動の問題。
傾角 の斜面をもつ質量 の台の上で質量 の小物体が摩擦なく滑り、それにともなって斜面台がなめらかな水平面上を運動する。
水平方向の運動量保存と、力学的エネルギー保存で多くの情報が得られるが、慣性力を考慮した運動方程式を立式して運動を記述したい。
図のように設定する。水平右向きに 軸、鉛直上方に 軸をとり、小物体の台に対する相対加速度 、台の外から見た加速度を とする。
台の運動方程式
…①
台から見た小物体の運動方程式
…②
…③
束縛条件
…④
①より、
①+②より、
④より、
以上を③に代入すれば、
再び③より
①より
を得る。小物体の絶対加速度は
となる。
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