OKWave>http://okwave.jp/qa/q5549172.htmlのQ&Aより。二重振子をラグランジアンを使わないで解く。
よく,ラグランジュ方程式の例題として用いられる二重振子。
※ 第2項ですでに微小振動の近似をしている。
微小振動の近似をとって,運動方程式は
となる。
ラグランジアンを用いないで,力をあらわにして解いてみる。
ごちゃごちゃしてわかりにくいが,第1式は質点1の接線方向の運動方程式である。第2式,第3式は質点2の接線方向,半径方向の運動方程式だが,質点1の位置を軸としているため,慣性力が入っている。いずれにせよ,張力 を消去し,2次以上の微小項をおとして整理すると
を得る。ラグランジュ方程式の結果と同じであることは容易に確認できる。
参考として,単振動の標準形を示す。
MathCad による数値積分結果()
Algodoo によるシミュレーション
Algodoo シーン
>http://www14.atwiki.jp/yokkun?cmd=upload&act=open&pageid=285&file=WPend.phz
(初稿:2009/12/27)